ラン活の最初の一歩がカタログ請求です。ただ、いざやろうとすると「何社に頼めばいいのか」「いつまでに頼めばいいのか」で手が止まります。この記事では請求の時期と社数の目安、もらえる特典、そして一括請求サイトを使う前に知っておきたい注意点をまとめました。

いつから請求できるのか

2027年度入学向けのカタログは、例年8月頃から受付を開始するブランドが出始めます。セイバン、フィットちゃん、ふわりぃといった大手メーカーは夏から秋にかけて、土屋鞄や黒川鞄などの工房系は秋頃からスタートするのが一般的です。

つまり今(9月)は、大手はすでに受付中、工房系もこれから順次始まるタイミングです。動き出すのにちょうどいい時期です。

何社くらい請求すべきか

比較検討のためには、5ブランド前後を取り寄せるのが一つの目安とされています。一方で、実際に請求した親御さんの例では3社だったという話もあります。

この幅をどう捉えるかですが、大事なのは数そのものではなく性格の違うものを並べることだと思います。同じ価格帯の大手を5社集めても、見えてくる違いは限られます。

このように分けて取ると、価格帯・素材・カタログの作り込みの差がはっきり見えます。工房系と大手の違いは前の記事で整理しているので、どこを選ぶか迷ったらそちらも参考にしてください。

作業量はどれくらいか

カタログ請求は無料で、1社あたり1〜2分程度で完了します。5社でも10分ほどです。名前・住所・入学予定年度を入力するだけなので、思ったより負担は軽いです。

ただし冊子のカタログは数に限りがあり、受付が終わることがあります。人気ブランドほど早く締め切られるので、「あとでまとめてやろう」と置いておくと機会を逃します。

もらえる特典

ブランドによって、カタログ以外にこうしたものが同封されることがあります。

特に生地見本は写真では絶対に分からない情報なので、素材で迷っている場合は価値があります。クラリーノと牛革の手触りの差は、実物に触れないと判断できません。

一括請求サイトを使う前に知っておきたいこと

「複数社をまとめて請求できる」というサイトがあります。効率的に見えますが、注意を促す声もあります。

ランドセル専門店からは、一括請求はメーカーに直接ではなく、情報を集めるアフィリエイト事業者を経由する場合があるという指摘が出ています。後々わずらわしいことになりかねない、という趣旨です。

そのため、各メーカーの公式サイトから直接請求するのが確実です。1社1〜2分なので、5社でも直接申し込む手間はたかが知れています。

なお、公式サイトから請求した場合、しつこい営業電話やDMが来ることは基本的にないとされています。そこは心配しなくて大丈夫そうです。

経営学的に見ると:効率化してよい工程と、してはいけない工程がある

一括請求は、一見すると完全に合理的です。同じ結果がより短い時間で手に入るように見えるからです。

ただ、業務を効率化するときに必ず確認すべきなのは「間に何が挟まるか」です。工程を短縮したつもりでも、実際には仲介者が一枚入り、その対価として自分の情報が渡っている、という構造は珍しくありません。短縮できた時間と、渡したものが釣り合っているかどうか。

今回のケースで言えば、節約できるのはせいぜい10分程度です。10分のために情報の流れ先を増やす価値があるか、と考えると、直接請求を選ぶ判断はしやすくなります。効率化は目的ではなく手段なので、削る対象を間違えないことが大事だと思っています。

※わが家もこれから請求します。実際に届いたカタログの比較と、どこの特典が良かったかは、届き次第この記事に追記していきます。

まとめ

参考にした情報
請求時期・社数の目安:ランドセルレポート鞄工房山本
一括請求の注意点:ランドセル専門店による指摘