べるぞね

カタログで気になる色を見つけても、「人気の色と違って大丈夫?」「親子で好きな色が合わない」と迷うことがあります。今回は調査の年度をそろえて人気色の割合を確認し、ランキングを色選びにどう使うかを整理しました。

人気色は選択肢を知る参考にし、最後は使う子ども本人の希望と、家族が気になる点を確かめて選びましょう。下の割合は2026年入学家庭への調査で、2028年入学用商品の売上ランキングや将来の人気予測ではありません。

2026年調査の人気色・割合へ ↓
鏡の前で赤いランドセルを試着して喜ぶ子供と、見守るパパのドット絵イラスト

2026年入学家庭の調査で、人気色と割合を確認する

ランドセル工業会の2026年調査は、2026年4月に小学校へ進学する子がいて、ランドセルを新しく購入した1,500人へのアンケートです。次の割合は男児・女児それぞれの回答内の比率で、全回答を分母にした割合ではありません。

男児の上位3色(男児の回答763件)
1位:黒54.4%
2位:青14.4%
3位:紺14.0%
女児の上位3色(女児の回答737件)
1位:紫・薄紫30.0%
2位:桃18.7%
3位:水色16.7%

同じ調査で女児の赤は6.6%でした。調査の分類は人気を知るためのものです。男の子だから黒、女の子だから紫を選ぶべき、という意味にはなりません。

調査年度・対象・集計方法が違うランキングを混ぜないようにしました。別の年度や、特定ブランドの注文集計と数字が異なることもあります。

親子で色を選ぶときの確認点

以下は家庭で確認するための提案です。将来の好みや、後悔しないことを保証する方法ではありません。

  • どこが好きか。外側の色だけでなく、内装、刺繍、配色のどこを気に入ったかを聞く。
  • 実物を見た印象。カタログの写真と実物を比べ、気になっていた色を本人がどう感じるか確かめる。
  • 手入れや扱い方。汚れが気になるなら、色の印象だけで決めず、その商品の素材とメーカーの手入れ案内を確認する。

「落ち着いた色なら飽きない」「明るい色なら飽きる」とは決めつけず、今の本人の希望を聞くところから始めたいと思います。素材や価格も一緒に確認するなら、候補商品の比較ポイントへ進めます。

親子で好きな色が違うときは、理由を分けて話す

会話の例です。子どもには「どこが好き?」、親は自分に「何が気になる?」と問いかけます。子どもは刺繍が好きで、親は汚れの手入れが心配、というように、違う点を見ていることも考えられます。

親の心配を具体的にしてから、似た色や配色の違う商品も一緒に比べる方法があります。ほかの色も見たうえで、本人がなぜその色を使いたいのか聞いてみてください。人気順位を、希望を否定するための理由にはしたくありません。

経営学のヒント:「決めた」と「納得している」を分ける

ここからは私の考えです。家族で購入を決めたことと、使う本人が納得していることは別です。親の条件だけで決めず、本人が気に入った点も確認してから決定する。色選びでは、その確認を大切にしたいと思います。

まとめ:割合は参考に、使う本人の希望も確認する

  • 人気の割合は、調査年度と対象をそろえて読む。
  • 順位が高い色だけが正解ではない。
  • 親子それぞれの好きな点・心配な点を言葉にして比べる。
参考にした情報
ランドセル工業会:ランドセル購入に関する調査2026年(色・調査対象)
参考資料の確認日:2026年10月19日。